勝手連は「だいきパン」都議選へキックオフ集会

 目前に迫った都議選(6月25日告示、7月4日投票)で、日本共産党の予定候補を何としても押し上げようと、幅広い人たちの支援の輪が広がっています。東京スカイツリーがそびえる墨田区(定数3)では、4月17日にキックオフ集会が開かれ、伊藤大気(42)予定候補を応援する勝手連が立ち上がりました。オンラインを含めて50人が参加し、和やかな中にも前回(2017年)の雪辱を果たそうとの熱気ある集会となりました。

伊藤候補を都議会にと開かれたキックオフ集会=4月17日、墨田区

 「勝手連の名前は『大気班。(だいきパン)』に決まりました」。司会者から集会参加者の投票で、多数を獲得した名称が読み上げられました。由来は伊藤さんの趣味がパン作り。それも職人の域にあるとの評判からです。シンボルマークも投票で決まりました。

ガーベラをモチーフにした勝手連のシンボルマーク

 伊藤候補は墨田区の市民と野党の統一候補として、幅広い支援を受けます。社民党を支持してきたという女性は「コロナは恐ろしい。命を守るためには伊藤さんに当選してもらわないといけない」とのべました。立憲民主党の木村たけつか東京第14区総支部長(元衆院議員)も駆けつけ、「真心からの熱気を感じます。野党共闘の議席を(墨田区で)奪還したい」とあいさつしました。

 集会では、吉良よし子参院議員と伊藤候補とのトークライブが行われ、ブラック企業の問題や子育て・教育、新型コロナ対策、東京オリンピックなど、国政、都政を巡る問題について語り合いました。

 伊藤候補とは旧知の仲という吉良議員は「聞く力があり、どんな小さな声も聞き逃さず、その声を政策にして都政に伝える力を持っている人。野党の代表として墨田区から都議会に」と呼びかけました。伊藤候補は「市民と野党の共同候補として、必ず都政に駆け上がる」と決意を表明しました。

 参加者からは「職場で女性の働きづらさを感じているが、ジェンダーフリーを実践している伊藤さんに、ぜひ都議会で活躍してほしい」「命を大切にしない政治を変える大チャンス。墨田で勝って政権交代につなげましょう」など、熱い期待が相次ぎました。

 勝手連事務局長の舩尾遼弁護士は「党派にかかわらず、当選のために頑張りたい」とのべ、宣伝活動への参加、ラインへの登録、SNS(会員制交流サイト)などでの発信などの行動を提起。「自民、公明、都民ファーストに議席を独占させないために勝手連を広げてほしい」と呼びかけました。

【東京民報2021年5月2日・9日合併号より】

関連記事

最近の記事

  1.  2023年度予算案について一問一答形式で質疑する都議会予算特別委員会で、日本共産党の里吉ゆみ都議…
  2. 武蔵野市 子ども権利条例可決  武蔵野市議会は13日の本会議で、子どもの権利条例を賛成多数で…
  3. 1面2面3面4面 【1面】 PFAS汚染 基準超えが3倍近くに アメリカ 大幅な規制強化…
  4.  バイオリニストの松野迅さんが、4月9日にリサイタルを開きます。松野さんに寄稿してもらいました。 …
  5.  アメリカで、中堅規模の銀行が相次いで破綻して、世界の経済や金融市場への影響が懸念されています▼I…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る