衆院解散、総選挙へ 「政権交代をはじめよう」日本共産党が解散第一声

 岸田内閣は14日、衆院を解散し、事実上、総選挙(10月19日公示、31日投票)に突入し、各党とも本格的な選挙戦に入りました。日本共産党は都内各地の街頭で、解散第一声をあげました。池袋駅西口では志位和夫委員長が、笠井亮前衆院議員・東京比例予定候補、池内さおり元衆院議員・東京12区予定候補(比例重複)と共に立ち、「政権交代をはじめましょう。自公政権を終わりにして新しい政権ー野党連合政権をつくるために力を合わせましょう。そのためにも比例代表は日本共産党へ」と力を込めました。

衆議院の解散を受けて訴える(左から)志位委員長、笠井亮、池内さおり両予定候補=10月14日、池袋駅西口(豊島区)

 志位委員長は、岸田文雄政権について、安倍・菅政権9年間の政治に反省がないと指摘。「総選挙は自公政権がこれからも続くことを許すのか、それとも自公政権を終わりにして新しい政権をつくるのかが問われている」とした上で、「日本の政治を変えるには、自公政治そのものを終わりにする政権交代が必要だ」と強調。新しい日本のビジョンとして4つのチェンジ①弱肉強食の新自由主義を終わりにして命と暮らしを何より大切にする政治②気候危機を打開し、原発ゼロで脱炭素実現③ジェンダー平等社会の実現④憲法9条を生かした平和外交の実現ーを提起。「日本共産党の躍進で新自由主義は終わりにして、暮らしに希望を」「ぶれずに、誠実に、共闘発展のために力を尽くしてきた日本共産党を躍進させてください」と訴えました。

 笠井氏は「日本共産党99年の歴史の中で初めての政権への挑戦です。7人のレインボー、カラフルな7人の比例東京チームで全力をつくします」、池内氏は「性別に関わらず個人として対等に生きられる社会をつくりたい。市民と野党の共闘でひとりひとりの声が届く虹色の政治の実現のため政権交代へ全力を尽くす」と決意を表明しました。

 

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