東京での市民と野党の共闘による総選挙勝利を目指す「新しい船を出そう!市民と野党のキックオフ@東京」が15日、国会内で開かれました。都内各地の市民連合の関係者と、総選挙の予定候補者が集まり、政権交代への決意を語りました。
立憲民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組、新社会党、緑の党、生活者ネットワークから代表が参加しました。
立憲民主党の長妻昭副代表は、「各党が根を詰めて、候補者一本化の調整を進め、皆さんの熱い思いを背景に、ここまで来ました。今の汚い政治を、まともな政治に変える。自民党が共闘にいろいろな攻撃をしてくるだろうが、各党の結束をさらに強めたい」とあいさつしました。
民主主義を踏みにじる政権か、守る政権か
共産党の小池晃書記局長は、自民党の甘利明幹事長が14日に「自由と民主主義の政権か、共産主義が入ってくる政権かの政権選択」と発言したことについて、「野党共通政策のどこに共産主義と書いてあるのか。今度の選挙は、民主主義を踏みにじる政権か、民主主義を守る政権かの選択だ」と強調しました。
市民連合の福山真劫さんが「岸田自公政権にこの国の民主主義をまかすわけにはいかない。多くの人の努力で新しい政権をつくり出す体制はできた。勝利のために全力をあげよう」と呼びかけました。
都内で立候補する野党候補が紹介され、それぞれ決意を語りました。
(東京民報2021年10月24日号より)