衆院選 託された思い実現に決意 宮本氏が3期目当選〈11月7日号より〉

 「よしっ」との声とともに、未明の選挙事務所に活気が満ちました。東京20区の野党統一候補としてたたかった日本共産党の宮本徹氏の比例での復活当選が報じられた瞬間です。

 宮本氏は共産党への支持に感謝を述べ、選挙戦を通じて市民から切実な要求が寄せられたと語りました。街頭演説などの際、気候変動、性暴力、介護、障害者福祉の問題をはじめ多くの声が寄せられたとして「その声をしっかり実現するために3期目も全力で頑張る」として、「今回一緒にたたかい、議席に届かなかった仲間の思いをしっかりと受け継ぎ取り組みます。引き続きのご支援をお願いします」とあいさつ。公約実現と前進に向けた新たな一歩に、思いを込めたガッツポーズで決意を表しました。

ガッツポーズで公約実現への決意を示す宮本氏(後列中央)と支援者ら=1日、東村山市

 宮本氏は東京20区の市民と野党の統一候補として立憲民主党、社民党、緑の党などが次々と支持と支援を表明。連日、広範な人々と一緒に、知恵と力を合わせて多彩な選挙戦を繰り広げました。

 投票日の夜、事務所には選挙戦をともにたたかった多くの人々が集まり、開票を見守りました。支援者から、「これで終わりではない。次は絶対、小選挙区で市民の議席を獲得する。希望の光は消えない」との声が聞かれ、市民と野党の共闘への展望が見えました。


(2021年11月7日号より)

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