「なぜ論戦に強いのか。一つは徹底的に勉強して、相手より詳しくなるから。もう一つ、もっと大切なのは、常に現場の声に心を寄せ、国民の声を代弁してきた。そこで一歩もゆずらないことに、強さの根源があります」▼参院選での躍進へ、10日に開かれた日本共産党演説会。志位和夫同党委員長が、東京選挙区の山添拓参院議員について語った言葉です▼志位氏は参院選を「戦争か平和かが問われる歴史的な選挙」と語りました。ロシアのウクライナ侵略に乗じて、日本国内では憲法9条の改定を求めたり、相手国の領土を直接攻撃する「敵基地攻撃能力」の検討など、「戦争をする国」づくりへの策動も強まっています▼山添氏は6年前、初めて参院選に立候補した理由を「(安保法制の強行など)憲法の危機に、黙っていていいのかという強い思い」と振り返り、「今回も平和と憲法9条がかかった選挙」と決意を語りました▼田村智子参院議員は、初当選時、にひそうへいさんら先輩議員の質問に心を奮い立たされたことなど、5人の比例代表候補の魅力を紹介し、訴えました。「比例代表5人のチームと、東京選挙区の山添さん、誰一人欠けることなく議席を得てこそ、国会議員団の論戦にも活動にも磨きをかけることができます」
〈東京民報2022年4月17日号より〉