練馬区長選が17日に投開票され、市民と野党の共同候補としてたたかった吉田健一氏(55)=無新、日本共産党、立憲民主党、社民党、生活者ネット、新社会党推薦=は9万3397票(得票率49.43%)を獲得しましたが、2143票差で惜敗しました。当選は現職の前川燿男氏(76)=無所属、自民党、公明党、都民ファースト、国民民主党推薦=。
吉田氏は、現区長が進める大型開発計画の見直しなどを訴えました。日本共産党練馬地区委員会は、「区議会与党が支援し盤石の体制で圧倒的勝利を目指した前川氏と互角の大健闘をした。区民が主役の政治をめざした吉田氏の主張が広範な区民の支持を集めた」との声明を出しました。
当 前川燿男 76 無現 95540
吉田健一 55 無新 93397
区議補選やくし氏健闘、及ばず
区長選と同時に行われた区議補選(改選数2、立候補5人)では、日本共産党のやくし辰哉候補は、3万2050票(得票率17.43%)を獲得し健闘しましたが、及びませんでした。
やくし氏の得票は、前回の区議補選から9292票増やし、前回区議選の同党の総得票数2万2674票
を上回りました。区議補選では、区議会野党会派や前川区政に反対する市民運動のなかから、やくし氏への応援の動きが広がりました。
当 西山清孝 58 自元 76031
当 渡辺照子 62 立新 55726
薬師辰哉 34 共元 32050
岩川仁士 62 無新 11056
岩江志朗 62 無新 8439
〈2022年4月24日号〉