共産党文京区議団 英会話テスト導入見直しを
日本共産党文京区議団は4月20日、東京都教育委員会が都立高校の入試で英語スピーキングテストを導入しようとしていることに対し、都教委に見直しを求めるよう文京区の加藤裕一教育長に要望書を提出しました。都教委は「小・中・高校での一貫した英語教育を推進」することを掲げ、今年度から「東京都中学校英語スピーキングテスト」を全公立中学校の3年生全員、8万人を対象に実施し、その結果を都立高校入試に活用する計画。
要望は▽区立中学に在籍する中学生と保護者にテストの実施目的や採点基準、区教委としての活用方針を文書配布により明示する▽区教委として全ての中学校単位でスピーキングテストの活用について説明会を開く▽都教委にテストの実施を見直し、都立高校の入試で合否判定に使用しないよう要請するーの3項目。
東京都 子ども用の広報発行
東京都は子どもたちに分かりやすく都の魅力などを伝えるためとして、「東京都こどもホームページ」(ベータ版)の公開と「広報東京都こども版」を創刊します。ホームページの作成過程では子どもが参加し、自由な発想や意見を取り入れており、今後も子どもの意見を聞きながらバージョンアップするとしています。
「広報東京都こども版」は、都の施策や事業などのなかからテーマを定め、子どもたちにとって身近な話題を交えながら解説。毎月更新するウエブ版のほか、年5回、ウエブ版のダイジェストをA2サイズで印刷し、小学校等に掲示する方針。
都はより親しみやすく、使いやすいホームページにするため、6月13日まで意見・感想を募集しています。
〈東京民報2022年5月WEBオリジナル〉