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フラッシュ@Tokyo 2022年5月29日号WEB版 物価高騰、英語スピーキングテスト、神宮外苑の樹木伐採、調布市議補選、PCR検査など
文京区 高騰受け給食費補助
文京区教育委員会は17日、小麦粉や油などの食材費値上がりを受け「栄養価が確保された給食を維持するため」として、学校給食費への補助を6月から来年3月まで実施すると公表しました。日本共産党文京区議団は、成沢廣修区長に対し、物価高騰の打撃から区民を守る取り組みとして申し入れていました。
補助額は児童・生徒1人1食あたり10円で、区立小学生1万541人、同中学生2335人が対象。必要となる2200万円は全額、国の地方創生臨時交付金をあてます。同交付金は昨年度と今年度の合計4億円が同区で活用できる見込みで、共産党区議団は「新型コロナで困っている区民の支援に活用されるよう求めていきたい」としています。
英会話テスト 考える会が質問状
都教育委員会が来年度の都立高校入試から予定する、英語スピーキングテストの導入に反対する「入試改革を考える会」(代表=大内裕和武蔵大学教授)は17日、採点の公平性などについて15項目の公開質問状を浜佳葉子教育長と都教委宛てに提出しました。5月31日までの回答を求めています。
同テストは公立中学3年生約8万人を対象に今年11月に実施予定で、テスト結果を都立高校入試に活用するというもの。都と契約する大手教育関連会社のベネッセ(本社・岡山県)が実施します。
都立高校の専門家や教育現場から採点方法の問題や情報公開のあり方、家庭の経済力による教育格差の拡大など、様々な問題が指摘されています。
神宮外苑 有志が署名提出
約1000本の樹木を伐採・移植し、超高層ビルなどを建設する神宮外苑再開発事業を巡って、「神宮外苑を守る有志ネット」(西川直子代表)は20日、「神宮外苑の歴史的景観と環境の保全に関する陳情」署名4337人分を都議会に提出しました。27日の都議会都市整備委員会で審議される予定です。
陳情書は神宮外苑について「美観、景観は世紀を超えて継承されている『珠玉の歴史的環境遺産』」だと強調。「日本の近代を代表し、国際社会に誇る『公共性・公益性の高い文化的・歴史的資産』であることを踏まえて、樹木をはじめとした環境を守って」と要望。「精査な調査、検証を行い、都民、国民に対しては、より十分な説明を行ってください」と訴えています。
調布市 党と後援会が集会
調布市日本共産党後援会は21日、日本共産党調布市委員会とともに、参院選・調布市議補選(6月
26日投票)の勝利に向けた決起集会を開催し、必勝を誓い合いました。
集会では鈴木彰調布市後援会長があいさつし、武藤千里市議が山添拓、田村智子両参院議員のメッセージを紹介。平野義尚地区委員長が「二つの選挙をめぐる情勢と党前進の可能性」について報告し、藤田つとむ市議補選予定候補が決意を表明しました。
雨宮幸男選対本部長の行動提起などを確認し、山添拓参院議員の地元である調布市が全国の先頭に立って、市議補選から参院選への同時選挙を勝利する決意を固めあいました。
PCR検査無料化事業 6月30日まで延長〈*WEBオリジナル〉
東京都は新型コロナの感染拡大を防ぐため、感染不安を感じる無症状の都民を対象として、知事からの要請に基づく「PCR検査等無料化事業」の実施期間を6月30日まで延長します。対象はワクチン3回目接種未了者か対象者全員検査対象者などで、飲食、イベント、旅行等の活動に際して陰性の検査結果を確認する必要がある無症状の人。
ただワクチン3回目接種が完了している人も、対象者全員検査等及び高齢者や基礎疾患がある人との接触を行う活動に際して、検査結果を求められた場合には無料検査の対象となります。
〈東京民報2022年5月29日号より〉