
約1000本の樹木が伐採され、高層ビルなどが建設される明治神宮外苑地区の再開発をめぐる問題で22日、大学生の楠本夏花さん(18)とイタリアからこの日のために一時帰国した叔母の楠本淳子さんらが、神宮外苑いちょう並木周辺(新宿・港区)で伐採に反対する署名活動を行いました。
署名活動には、夏花さんと淳子さんの友人やその家族、SNS( ネット上の交流サイト)で活動を知り、2度目の参加となる気候変動対策を求める若者主体の集団「FridaysFor Future( FFF、未来のための金曜日)Japan」の俵里奈さん(20)など、約15人が参加。夏花さんが描いたイラストを背中にプリントしたお揃いのTシャツを着用し、手作りのプラカードを掲げて署名への協力を呼びかけました。
イタリアで通訳の仕事をしながら動物や自然保護活動などにも精力的に活動している淳子さんは、インターネットで伐採問題の情報を入手。同再開発計画案が都の都市計画審議会で可決された2月9日にオンライン署名(Change.org)を立ち上げました。