草の根から改憲ノーを 自由法曹団 憲法署名を全力でと集会〈2022年5月29日号〉

「憲法改悪を許さない全国署名に全力で取り組もう」と題して、弁護士の団体である自由法曹団と同東京支部は20日、文京区内で集会を開きました。改憲に向けた動きが急を告げている国会の憲法審査会の動きが報告され、憲法を守る世論を署名を通じて広げようと、取り組みを交流。同団員の山添拓日本共産党参院議員も参加し、国会情勢を報告しました。

「憲法9 条にこそ道があることを語っていこう」と訴える山添氏= 20 日、文京区

 野澤裕昭・同東京支部長は開会あいさつで「国会では連日のように憲法審査会が開かれて改憲が議論され、憲法をめぐる情勢は、風雲急を告げている。署名を武器に、国民の中に入って、危険な状況を伝えていこう」と呼びかけました。

 改憲問題対策法律家6団体から田中隆弁護士が、国会の憲法審査会の動きについて報告しました。

 田中氏はウクライナ危機の情勢などをもとに、危機感をあおって改憲の機運を高めようという自民党や日本維新の会などの議論を批判。憲法審査会で意見が「取りまとめ」された時には、各党間の改憲に向けた意見の調整が終わっている危険性があるとして、議論の段階から動きを監視する重要性を提起。「国会内では改憲勢力が3分の2を超えても、改憲発議に踏み切るかは、国民投票で成立する見込みがあるかどうかで判断する。それを決めるのは草の根の世論だ」として、改憲反対の署名と参院選の重要性を強調しました。

 山添氏は、「戦争か平和か鋭く問われる国会になっている」として情勢を報告しました。

 憲法審査会について「審査会を開けば、自由討議の名で、憲法をめぐる各党の議論のすり合わせになってしまう。野党が一致して、コロナ禍のいま、国民が望んでいるのは改憲の議論などではないと求める必要がある」と指摘。「参院選に勝たないといけない。そのためにも、草の根の世論に働きかけることが必要だ。九条にこそ道があることを堂々と語っていこう」と訴えました。

 参加した民主団体、法律事務所が、それぞれの取り組みを発言し、交流しました。

〈2022年5月29日号より〉

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