東京で学ぶ学生が平和や憲法、社会の問題を学び核兵器廃絶のために行動する「東京学生平和ゼミナール」の結成のつどいが5月29日、渋谷区内で開かれました。

大学1年生の田原ちひろさんが経過報告。自身が高校生平和ゼミナールに参加して、「平和で自由な社会は、当たり前にあるものではなく、声をあげることを通じて実現できるものだと知った」と強調。大学でも、核兵器廃絶の活動を続けたいと考えるなかで、「学校では話す機会が少ない、社会や平和などのテーマを語れる場をつくっていきたい。今後も社会をつくる一員として学び行動したい」と語りました。
日本原水協の安井正和事務局長は、「結成を心から喜び、感謝したい」とあいさつ。「今年の広島の原水爆禁止世界大会は3年ぶりにリアルの会議で開く。夏までの活動と広島で、みなさんと会えることを楽しみにしている」と励ましの言葉を送りました。