笹川財団が都労委命令無視 ハンセン病資料館 労働組合が集会〈2022年6月5日号〉

 東京都労働委員会(都労委)が国立ハンセン病資料館を受託・運営する笹川保健財団に対し、労働組合活動を理由に組合員2人の雇止めなどでの不当労働行為を認め救済命令を出した問題で、同財団が命令を無視していることが5月29日に労働組合が開催した集会で明らかになりました。

 同財団は中央労働委員会に不服申し立てをしていますが、都労委の命令は交付の日より効力を有しています(労働組合法第27条の12・4)。都労委命令の主文には、▽(組合員2人を)令和2年4月1日採用したものとして取り扱わなければならない▽一部略(同財団は)新聞紙2ページ大の白紙に「不当労働行為について」を楷書で墨書し同資料館の職員の見やすい場所に掲示しなくてはならない―旨が記されています。

 しかし、同財団は命令を無視し、組合の団体交渉も都労委に指導されるまで行わないという姿勢も見せました。国が所有する「人権のとりで」で起きている人権じゅうりんと、労働を管轄する厚生労働省の運営する施設での不当労働行為、法令無視の横行は異常事態です。

関連記事

最近の記事

  1.    年末になると、その年の出来事に関連して色々な「大賞」が発表される。振り返ってみると、内…
  2.  前回コラムで高市首相の危うさを指摘しましたが、「台湾有事」をめぐる発言で、早くも平和と日中関係に…
  3.  革新都政をつくる会は4日、豊島区内で2025年度定期総会を開きました。憲法改悪や大軍拡、暮らし破…
  4.  日本共産党都委員会は4日、多様な民意を切り捨てる国会の定数削減に反対する請願署名の国会提出行動に…
  5.  世田谷区議会は5日、空襲被害者らに見舞金を支給する条例を、日本共産党、立憲民主党、公明党、国民民…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2022年6月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
ページ上部へ戻る