明治神宮外苑地区(新宿区、渋谷区、港区)の再開発計画により、約1000本の樹木が伐採の危機に直面している問題で、若者を中心としたグループが5日、神宮外苑いちょう並木周辺(新宿・港区)で樹木伐採の見直しを求める署名活動とデモンストレーションを行いました。
グループリーダーの楠本夏花さん(18)や、デモのためにイタリアから一時帰国している叔母の楠本淳子さん(63)の友人、SNS(ネット上の交流サイト)を通じて運動を知った人々が参加。神田警察通り(千代田区)のいちょう伐採に反対する「神田警察通りの街路樹を守る会」や、調布駅前広場の整備計画問題に取り組む「樹木あふれる調布駅前広場をつくる会」のメンバーなども合流し、約40人が「樹木を守ろう」「自然保護とは人間の都合に合わせて切ったり植えたりするものではない」などと声を上げながら、いちょう並木を歩きました。