参院選の予想される公示(22日)を目前に控え、日本共産党の東京選挙区予定候補、山添拓さんが全都を駆けめぐるなかで、若い世代、現役世代に応援の輪を広げています。東京選挙区は30歳~50歳代の有力候補、著名人候補がひしめき、現役世代、無党派層の奪い合いの様相です。山添さんは「みんなで社会を変えるのは、楽しいこと。国民の声を国政につなぐ日本共産党の議席を増やしてほしい」と、自身と比例5候補の勝利を訴えています。
若い世代に支持広げ
日本共産党を応援する現役世代の人たちでつくる、江戸川区と葛飾区の「まんなか世代後援会」が4日、山添さんも参加して、葛飾区の新小岩駅前で合同の街角トークに取り組みました。「知っトク!なっトク!山添拓」と題して、DJ(ディスクジョッキー)が音楽を流しながらトーク。総合司会を原純子都議、第一部の司会を片岡ちとせ葛飾区議、第二部の司会を牧野けんじ江戸川区議が務めました。
第一部は、シール投票などで寄せられた声に山添さんが答えました。「好きなデザートは」の質問に、山添さんは「何でも好きだけどアイスクリーム」と回答。そこから牛乳などの価格も値上がりしていると、物価高騰が話題になりました。
山添さんは「アベノミクスの異次元の金融緩和が円安を招き、輸入品の価格が上がって物価高を加速させています。経済政策を転換させなくてはいけない」と強調。「日々の生活が大変な人たちに、最も有効な対策は、世界80カ国でもやっている消費税の減税です。政治が決断するときだ」と訴えました。
「憲法が変わったら、私たちの生活にどんな影響がありますか」との質問には、「自民党は憲法9条に自衛隊を書き込むとしています。それは、海外に出かけてアメリカのために戦争をする自衛隊で、そのために5兆円もの軍事費の上積みが必要だとしている。消費税を2~3%分、増税するだけの金額で、暮らしのための予算がますます圧迫されることになる」と答えました。
第二部では、山添さんの質問動画を流しながら、トークしました。
最低賃金の1500円へのアップを求めた質問について、山添さんが「賃金が上がると、年金も上がって、消費に回り、税収も増える。全体の底上げにつながり、本当の経済の好循環になる」と話すと、聞く人から大きな拍手がわきました。
「最低賃金1500円」というプラカードを見て「1500円はうれしいね」と話しながら歩く高校生の姿もありました。