
目黒区が2011年に受け入れた東日本大震災の避難者である女性(67)に対し、「みなし仮設住宅」の期限切れを理由に約800万円の延滞家賃の支払いを求めて裁判を起こしている問題で13日、「めぐろ被災者を支援する会」は青木英二区長と宮澤宏行区議会議長あてに裁判の取り下げを求める署名を提出しました。
署名は今年3月から現在までに集まった、オンライン2999人、手書きによる紙の署名1028人、計4027人分を、同区総務課長と区議会事務局長に手渡しました。
署名提出に先立ち、同会は6月7日、第2回目黒区議会定例会に向けて災害救助法の趣旨に基づいた生活再建のための話し合いによる解決を求める陳情を提出。議会運営委員会は10日、被災者の女性と区が係争中であることを理由に、陳情を受け付けない決定を行いました。