コロナ禍の影響で3年ぶりとなる平和行進が7月28日まで都内各地で繰り広げられました。練馬区では原水爆禁止ねりま平和行進が27日に行われました。出発地の豊玉公園では行進に先立つ集会が催され、日本共産党のとや英津子都議、同区議団も駆けつけました。
集会では被爆者練馬の会の代表や、核兵器禁止条約の批准を求める練馬の会からあいさつがありました。4日から広島で行われる原水爆禁止世界大会に赴く練馬代表団が紹介され、自己紹介と決意表明を行うと参加者は拍手で激励。最後に集会決議案が読み上げられました。
「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモアフクシマ、ロシアのウクライナ侵略をただちにやめよと区民にアピールして歩きましょう」との締めくくりの言葉を受けて、参加者は拍手で採択しました。
暑さにも負けず150人余の参加者はプラカードや光るデコレーションなどで平和を願うメッセージを掲げ、道行く人にアピール行進しました。参加者は「こういう時期だから声は出せないけれど、平和を願う思いは抑えられない。この思いが光のように広がるといいな」と語っていました。
〈東京民報2022年8月7日・14日合併号より〉