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- 山添拓参院議員コラム「未来を拓く」沖縄、負けられないたたかい(2022年8月28日号)
参院選後、初めてのコラムです。幅広い力で文字通りの当落線上から押し上げていただきました。みんなで勝ち取った大事な議席、次の6年に心して臨みます。選挙後、新型コロナが陽性となり自宅療養しましたが、幸い軽い症状で済み元気に活動しています。
予算委員会、憲法審査会とともに、新たに外交防衛委員会を担当することになりました。大軍拡と9条改憲を阻み、対話と協力の平和外交の政治へ転換するためにがんばりたい。
9月11日投票で県知事選が行われる沖縄に行ってきました。厳しい日差しのなか、SNSで知って街頭演説に駆けつけてくださった方も。
先週、東京・横田基地にも配備されている米空軍CV22オスプレイが全機、無期限の飛行停止となりました。米軍の軍事専門サイトによれば、不具合が機械的なものか設計によるのかソフトウェアか、あるいはその組み合わせか、「よくわからない」とのこと。重大な欠陥の可能性もあります。その懸念は海兵隊のMV22、沖縄のオスプレイにも当てはまりますが、米軍は止めず日本政府も停止を要請しません。
県知事選は、このオスプレイが発着する辺野古新基地建設を許さない玉城デニーさんか、政権いいなりにつくらせる知事かが最大の争点。相手候補は初めて辺野古「容認」を掲げ、正面突破を図っています。2019年の県民投票で示された辺野古NOの圧倒的な民意を、はじめから無視すると宣言する者に県政を委ねるわけにはいかない。しかもこの候補は統一協会とずぶずぶの関係でもある―。沖縄のたたかいに、東京からも熱い連帯を!(弁護士・日本共産党参院議員)
〈2022年8月28日号より〉