核なき未来、私たちの声で 高校生ら 1万3千人の署名提出 〈2022年8月28日号〉

 「私たちの声が、核兵器のない未来をつくる」―全国の高校生、学生らが19日、日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名1万3642人分を外務省に提出して、要請行動に取り組みました。20日には、渋谷の繁華街でアピールウオークを繰り広げました。

渋谷でアピール行進も

日本の核兵器禁止条約の署名・批准を求めて渋谷の街を歩く高校生ら=20日

 署名は、東京、埼玉、広島、沖縄など8つの高校生平和ゼミナールが呼びかけたもの。街頭で訴えたり、友人に呼びかけるなどして、1000人分余りのネット署名と合わせて、目標だった1万人分を大きく超える署名が集まりました。

 外務省への提出には、中高生、学生ら41人が参加。日本原水爆被害者団体協議会の児玉三智子事務局次長も同席しました。

 東京高校生平和ゼミナール実行委員長の鳥海太佑さん(高校3年生)は、「被爆者の方たちのお話を何度も聞いた。私たちの未来に、戦争も核兵器もいらない。そのためにできる一歩を踏み出そうと署名を集めてきた」と思いを語りました。

 東京の高校3年生の女性は、「原宿、吉祥寺などで21回の署名活動を行ってきた。学校でも友だちに声をかけて署名を集めた」として、「私たちは、戦争の犠牲になった人たち、被爆者の声を語り継いでいかないといけない」と日本政府の核兵器禁止条約への参加を求めました。

 児玉さんは、「被爆者は死ぬまで被爆者、逃れることはできません。核兵器は存在すること自体が非人道的です」と訴えました。

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