住宅密集地の大深度地下を掘り進める東京外環道工事で、調布市での地表陥没事故や巨大地下空洞の度重なる発生、練馬区でのシールドマシン(トンネル掘削機)の故障など重大なトラブルが相次いでいます。市民団体の外環ネットが8月27日、「トンネル技術者が見た外環陥没事故原因と大深度安全神話の虚構」と題して講演会を開催。関係住民などが会場とオンラインを合わせて30人以上参加し、見識を深めました。
長年、トンネル技術者として活躍してきた大塚正幸氏が講師となり、これまで公表された資料などをもとに再検証し、見解を語りました。