新宿区長選(11月6日告示、13日投票)で、「多様性のある優しい新宿をつくる会」(準備会)は16日、元区議でトランスジェンダー行政書士の、よだかれん氏(50)=無新=を擁立すると会見で発表しました。立憲野党を中心にした各党・会派に推薦要請をしているといいます。
同会代表者で弁護士の岸まつえ氏(2014年に無所属、共産党推薦で区長選立候補)は、「よださんと『新宿区政を変えよう』という区民の声があふれている。楽しく政治を変える選挙にしたい」と語りました。
よだ氏は吉住健一区長(50)の区政について、「私がこうあって欲しいという新宿区ではない。憲法の理念を実現する、『小さき声』に耳を傾けようという姿勢に欠けている」と批判。「さまざまな少数者の声をすくいあげてこそ、みんなにとって生きやすい新宿区になる」と語りました。「ゆたかな区財政を暮らしに、事業に」「ジェンダー平等」などの政策案を示し、今後、区民と練り上げると表明ました。区長選は現職の吉住氏が3選出馬を表明しています。
東京民報2022年9月25日号より