医療費2倍化は命の問題 強行を前に署名提出 〈2022年10月2日号より〉

倉林氏(中央)に署名を手渡す参加者=9月21日、千代田区

 75歳以上の高齢者への医療費窓口負担の2倍化が10月1日から強行されるのを前に、中央社会保障推進協議会などの各団体が9月21日、参院議員会館内で2倍化中止を求める署名提出集会を開きました。署名は1月からの累計で、83万4878人分となりました。

 開会あいさつした住江憲勇中央社保協代表委員(全国保険医団体連合会会長)は、「後期高齢者を対象としたアンケートでも、3~4割の人が、これ以上、医療費の負担が増えると受診抑制をせざるを得ないと回答している。物価上昇も続く中、高齢者の負担を増やすことは許されない」と強調しました。

 日本共産党の倉林明子参院議員があいさつ。「年金引き下げ、生活保護基準の引き下げ、物価高に続く医療費負担増で、三重苦、四重苦が高齢者にのしかかっている。高齢者の命にかかわる問題で、この声をぶつけ、臨時国会では他の野党とも力を合わせて、社会保障への攻撃に団結して反撃する機会にしたい」と決意を語りました。

 2倍化されるのは、当面は、単身世帯で年収200万円以上、夫婦世帯では合計年収320万円以上。370万人が対象になるとみられます。

 東京高齢期運動連絡会の菅谷正見さんは、「街角で署名を集めていると、チラシの裏にある署名用紙に書いて、その場で持ってきてくれる人もいた。一人一人の思いが集まった署名を、今後につなげたい。若い世代も新自由主義の攻撃にさらされており、非正規化による雇用不安や異常な高学費に苦しめられている。世代を超えて、反撃の戦いを起こしていきたい」と呼びかけました。

東京民報2022年10月2日号より

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