「まちから村からの連帯で ひとりぼっちの高齢者をなくそう」「高齢者も若者も手をつなぎ いのち・くらしを守る政治を」をスローガンに、京都で11月に日本高齢者大会が開かれます。9月29日、東京高齢期運動連絡会などが東京実行委員会会議を開きました。
京都は1987年に第1回大会で「高齢者宣言」を確認した場所です。
実行委員会の開会あいさつで、東京高齢期運動連絡会の菅谷正見さんは「今回の全体会は、京都大学総長、日本学術会議会長などを歴任した山極壽一さんが講演します。ゴリラ研究で著名で、その視点から人間の発達から社会問題まで、ユニークで深い洞察を展開する研究者です」と紹介。「今年の特徴として、イタリア、フランスの年金者組合から代表を招き、ヨーロッパの運動を学ぶ講座や、日本高齢者人権宣言の意義を学ぶ講座などがあります。分科会では、高齢者の現状から今後の高齢期運動のあり方を探る第一分科会は東京が担当し、力を入れて準備しています。情勢と課題を学び、交流を深める大会として成功させましょう」と呼びかけました。