多摩地域初「9条の碑」府中にも つくる会がスタート〈2022年11月27日号〉

 憲法9条を守る運動のシンボルとして、府中市にも「9条の碑」をつくろう―。40年目を迎えた「けやき平和コンサート」が開催された18日、同市で平和運動に取り組む市民らが中心となって結成した「三多摩初の『9条の碑』を府中につくる会」が、コンサート会場の「府中の森芸術劇場」で記者会見を開き、碑の建設計画をスタートすると発表しました。

「9 条の碑」を府中にもと会見で話す共同代表ら=18日、府中市

 憲法改悪の動きが強まる中、「9条の碑」の建設を目指す運動が日本各地で広がっています。都内では足立区で初めて6月に建立され、府中で実現すれば都内で2番目、多摩地域では初となります。

 会見には「つくる会」共同代表や賛同人が出席。 共同代表の一人で、同コンサートの会の姫田光義中央大学名誉教授は「コンサートで掲げる『反核・平和、環境保全、福祉』は、現在の世界情勢を包括している。(9条の碑の建設を)世界に発信していきたい」とあいさつしました。

平和のため永遠に残そう

 斉藤寿美代共同代表は、ロシアのウクライナ侵略を理由にして強まる軍拡の動きに触れ、「憲法9条があるからこそ平和が守られている」と強調。濱田嘉一共同代表は「東京大空襲の被害者で焼夷弾が降る中で逃げました。足立区に次いで三多摩でもつくりたい。碑が永遠に残っていくことを望んでいます」と語りました。

 賛同者として同席したジャーナリストの伊藤千尋氏は、日本国内に27の「9条の碑」があり、今も日本各地に碑をつくろうという運動があると紹介。「世界にも3つある。6日にアフリカのジンバブエに30個目の碑ができました。憲法9条が政府によって葬られようとしている中で、平和のために9条はなくしてはならないものだという決意を示していくのが、9条の碑の運動です」と力を込めました。同じく賛同者の作曲家の池辺晋一郎氏は、音楽家の立ち場からエールを送りました。

 9条の碑を建立する場所について「平和を語り集う憩いの場」をイメージしています。完成は2024年春を目指しています。用地提供の他、当面の建設資金500万円の募金(個人一口1000円、団体一口5000円から)を呼びかけています。

連絡先=事務局・042(202)0261
電子メール monument9fuchu@gmail.com

東京民報2022年11月27日号より

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