【 #Web東京民報 連載】東京わがまち 40 羽子板市

(台東区浅草 浅草寺)

 浅草羽子板市は、12月17日、18日、19日の3日間浅草寺境内で開かれる。通りから一段高く床を張ったにわか座敷の店が数十軒並ぶ。もともとは、江戸時代から正月用品を売る年内最後の市、「歳の市」だった。

 歌舞伎の役者絵、藤娘に汐汲みなど伝統的な押し絵羽子板に加えて、その年の社会風刺、話題の人などの羽子板もある。昔は、ひいきの役者絵の羽子板を競って買い求め、それが歌舞伎役者の人気のバロメーターだったとか。孫の初正月のお祝いに振袖の羽子板を選んでいた隣から、「お手を拝借、よー、パパパン」と威勢のいいかけ声が響いて来た。もう、お正月も近い。

写真・文 夏目安男

〈東京民報 2016年12月11日号より〉

※WEB版追記 写真家の夏目安男さんは2021年12月に亡くなりました。ご遺族の許可を得て、東京民報での連載「わがまち東京」をWeb版連載として掲載します

関連記事

最近の記事

  1.    年末になると、その年の出来事に関連して色々な「大賞」が発表される。振り返ってみると、内…
  2.  前回コラムで高市首相の危うさを指摘しましたが、「台湾有事」をめぐる発言で、早くも平和と日中関係に…
  3.  革新都政をつくる会は4日、豊島区内で2025年度定期総会を開きました。憲法改悪や大軍拡、暮らし破…
  4.  日本共産党都委員会は4日、多様な民意を切り捨てる国会の定数削減に反対する請願署名の国会提出行動に…
  5.  世田谷区議会は5日、空襲被害者らに見舞金を支給する条例を、日本共産党、立憲民主党、公明党、国民民…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2022年12月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ページ上部へ戻る