マイナ保険証 強制は理不尽 医師らが訴え〈2022年12月11日号〉

「便利になるどころか問題が山積する中でマイナ保険証の強要は拙速だ」とマイクで訴える医師ら=3日、新宿区

 全国保険医団体連合会、中央社会保障推進協議会、全日本年金組合らは3日、JR新宿駅東口で「マイナ保険証を強制するな」と宣伝を行いました。同時刻にツイッターデモも展開し、「マイナンバーカードの普及のための保険証廃止は許されない」との声を上げました。

 宣伝には午前中の診療を終えた医師らも駆けつけました。都内で診療を行う歯科医師はマイクを握り、「現在は月1度の保険証の確認が、マイナンバーカードでは毎回の確認が必要です。同じ月内に入れ歯の出来上がりを楽しみにしていたお年寄りが、制度変更を理解できず、受け取りの時にカードを忘れたとしたら医療費を10割全額を預からなくてはいけません。1割負担の方なら5500円で済むところ、5万5000円預からないと入れ歯を渡せない。理不尽ではありませんか」と告発。

 あわせて「あらゆる情報がマイナンバーにひもづけされることで情報漏えいだけでなく、個人情報が営利目的に利用される」と警鐘を鳴らしました。マイナンバー制度開始にあわせて個人情報保護法が改正され、個人が特定できなければ集約された情報(ビッグデータ)が営利目的に利用できるようになっています。

 また、他の参加者から「既往症などの情報が盛り込まれ便利だというが、誰にも人に言いたくないことがある。例えば精神疾患の既往症が知られることになる」との訴えがありました。

東京民報2022年12月11日号より

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