フラッシュ@Tokyo 2022年12月25日号 年末年始の新型コロナ臨時無料検査会場、英語スピーキングテスト追試験など
年末年始 コロナ検査を強化
東京都は年末年始期間中、既存開設の無料検査場所に加え、都内主要ターミナル駅などに、臨時の無料検査会場を設置します(抗原検査)。期間は24日から来年1月12日までの20日間。
年末年始は帰省や旅行などにより都県域をまたぐ移動が増えることから、都は感染拡大を防止するため、出発前・帰着後の計画的な検査の受検を推奨しています。会場は東京駅(行幸地下ワクチン接種センター内)、品川駅(JR港南口までの自由通路上)、池袋駅(JRメトロポリタン改札口付近)、上野駅(JR広小路口付近)、日暮里駅(JR東口付近イベント広場内)、秋葉原駅(JR昭和通り改札口付近秋葉原公園)、新宿駅(京王線京王西口改札口付近)、バスタ新宿3階高速バスおりば出口付近。開設時間は午前8時~午後8時(東京駅のみ元日は休業)。詳細は都のホームページ。
英スピテスト 追試に1700人
東京都は18日、来春の都立高校入試に導入する英語スピーキングテストの追試験を13会場で行い、約1700人が受験しました。
11月27日の本試験には公立中学校3年生約7万6000人が申し込んでいましたが、新型コロナやインフルエンザなど体調不良を理由にした欠席が多く、受験したのは約6万9000人でした。申し込んだ中学生のうち、約5300人が受験しなかったことになります。
同テストを巡って、専門家や保護者から公平・公正性や情報公開への疑問が強く出され、テストの都立高校入試への活用中止を訴えています。試験に反対する都議会議員連盟や保護者の会は、受験生や保護者に試験当日の情報を求めています。
市長・町村会 国保で緊急申し入れ
東京都が国の仮係数に基づいて算出した国民健康保険料(税)の大幅値上げの算定結果の公表を受けて、東京都市長会(会長=石阪丈一町田市長)、同町村会(会長=杉浦裕之瑞穂町長)は9日、小池知事宛てに緊急要望を提出。国保制度が安定的・持続的に運営できるよう、被保険者への負担転嫁を防ぐために国に財政支援を求めるとともに、都も独自に必要な財政措置を講ずるよう強く求めました。
要望では新型コロナが全国で拡大する中、「経済的な課題を抱える者が多い被保険者の負担として保険料に転嫁することは避けるべき」と、強調しています。
東京民報2022年12月25日号より