学校給食費の無償化を求めて、各地で運動が広がっています。
渋谷区では、住民らが「学校給食無償化プロジェクト@渋谷」を結成し、署名活動に取り組んでいます。
12月11日に同区初台の商店街で取り組んだ署名活動では10人程が参加。メンバーの荒井桂子さんは、「いま、物価が上がって生活がとても大変になっています。給食費が無償になれば、そのお金を保護者は子どもの他のことに回せる。給食は食育という教育の一環で、無償が当然です」と訴えました。
宣伝に参加した日本共産党のいがらし千代子区議は、「渋谷区では、あと4億円ほどの予算をまわせば、無償化が実現できます。財政力のある渋谷区にできないはずがない」と強調しました。
プロジェクトは11月に、里吉ゆみ都議を呼んだ給食費無償化の学習会を開いて結成。署名は、塾の関係者が保護者などに呼びかけて集めてくれたり、街頭でも署名のためのボールペンが差し入れられ、激励の声がかかるなど好評だといいます。
江東区では、日本共産党を応援する子育て・現役世代、若者世代などでつくる「JCPサポーターズ江東」が、区内の公園をまわるなどして、給食無償化に関するシール投票と署名を集めてきました。17日には、大つきかおり区議(日本共産党)の同区豊洲での宣伝の場で、初めて街頭に立っての宣伝活動を行いました。
これまで100枚ほど集めてきたシール投票は、9割以上と圧倒的多数が賛成に貼っています。