米軍オスプレイ 一部を飛行停止に クラッチ部品を交換〈2023年2月19日号〉

 米軍は、海軍や空軍、海兵隊が運用している垂直離着陸機オスプレイについて、一定の利用時間数を超えたエンジン関連の部品を交換すると、4日付のプレスリリースで公表しました。部品が交換されるまで、一部のオスプレイは飛行が停止されることになります。

 オスプレイは、プロペラとエンジンをつなぐクラッチが何らかの原因で離れ、再結合するときに衝撃が発生する「ハード・クラッチ・エンゲージメント」(HCE)という問題が起きることが明らかになっています。

 米軍のプレスリリースでは、このHCEの発生が徐々に増加していると説明。このための措置として、インプット・クイル・アセンブリー(IQA)と呼ばれる、クラッチを収納している部品に耐用時間の制限を設け、所定の飛行時間を超えたIQAを交換するとしています。該当する機体は、交換まで飛行を制限されるとしています。

 ただ、耐用時間の詳細や、これにより影響を受ける機体の数などは、公表しないとしています。

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