〈一分 3月26日号〉放送法の「政治的公平」をめぐる安倍政権内のやり取りを記録した行政文書が明らかになりました…

 放送法の「政治的公平」をめぐる安倍政権内のやり取りを記録した行政文書が明らかになりました。首相官邸が執拗に総務省に圧力をかけ、政治的公平を「放送局の番組全体」で判断するという解釈から、「一つの番組」でも判断できると、変更させた経緯が生々しく記されています▼当時の総務相だった高市早苗氏は当初、文書を「ねつ造」と決めつける発言を行いました。総務省が行政文書と認めた後も「正確な記述ではない」と言い張り、事実を確認する責任を野党側に転化しています▼高市氏は、文書が明らかになった際に、「本物なら議員辞職する」とまで述べていました。同じ安倍政権下で起きた、財務省の公文書改ざん問題での、安倍氏の「私や妻が関係していれば総理大臣も国会議員も辞める」との発言を思い出させます▼文書改ざんは、この発言がきっかけになったと指摘されており、改ざんを強いられた職員はその後、自殺に至りました。今回は、当然とはいえ、総務省が文書は省内でつくったものと認めています▼放送法の解釈変更以来、政権に批判的なキャスターの降板が相次ぐなど、メディアの萎縮が進みました。岸田政権の大軍拡路線で「新しい戦前」が指摘される今こそ、解釈変更の撤回は重要な課題です。

東京民報2023年3月26日号より

関連記事

最近の記事

  1.  新型コロナウイルスの感染拡大で身近な地域に保健所がないために様々な困難に直面した多摩地域の住民や…
  2. カフェ労働者の待遇改善の必要性を訴える青年ユニオン=11月29日、千代田区  「平均月収が手…
  3.  「正規の仕事に就くことが出来ず、非正規で働かざるを得ません。生活するのに精いっぱいで、性別変更の…
  4. 環境省から聞き取りをする吉良議員、地元区議、住民ら=1日、千代田区  環境省が東京電力福島第…
  5.  東京都が防災や交通の円滑化を名目に進める特定整備路線・補助29号線の事業認可取り消しを国に求める…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

Instagram

#東京民報 12月10日号4面は「東京で楽しむ星の話」。今年の #ふたご座流星群 は、8年に一度の好条件といいます。
#横田基地 に所属する特殊作戦機CV22オスプレイが11月29日午後、鹿児島県の屋久島沖で墜落しました。#オスプレイ が死亡を伴う事故を起こしたのは、日本国内では初めて。住民団体からは「私たちの頭上を飛ぶなど、とんでもない」との声が上がっています。
老舗パチンコメーカーの株式会社西陣が、従業員が救済を申し立てた東京都労働委員会(#都労委)の審問期日の12月20日に依願退職に応じない者を解雇するとの通知を送付しました。労働組合は「寒空の中、放り出すのか」として不当解雇撤回の救済を申し立てました。
「汚染が #横田基地 から流出したことは明らかだ」―都議会公営企業会計決算委で、#斉藤まりこ 都議(#日本共産党)は、都の研究所の過去の調査などをもとに、横田基地が #PFAS の主要な汚染源だと明らかにし、都に立ち入り調査を求めました。【12月3日号掲載】
東京都教育委員会が #立川高校 の夜間定時制の生徒募集を2025年度に停止する方針を打ち出したことを受けて、「#立川高校定時制の廃校に反対する会」「立川高等学校芙蓉会」(定時制同窓会)などは11月24日、JR立川駅前(立川市)で、方針撤回を求める宣伝を21人が参加して行いました。
「(知事選を前に)税金を原資に、町会・自治会を使って知事の宣伝をしているのは明らかだ」―13日の決算特別委員会で、#日本共産党 の #原田あきら 都議は、#小池百合子 知事の顔写真と名前、メッセージを掲載した都の防災啓発チラシについて追及しました。
ページ上部へ戻る