大田区が学校給食無償化 共産党 6度の条例提案が実る〈2023年5月28日号〉

 大田区は16日、今年6月から来年3月まで、区立小中学校の給食費を無償化すると発表しました。来年度以降は、都による実施を働きかけるとしています。

 同日発表した一般会計補正予算案に盛り込まれました。「物価上昇の影響が増す中、家計負担が増している子育て世代を支援し、子どもたちの健やかな成長を守る」としています。保護者が負担していた給食費を、区が全額負担します。

 対象となるのは、同区立小中学校に通う約4万人の児童、生徒。必要な経費は合計で18億8614万5000円です。

 同区では、昨年10月から食材費の高騰分の補助のみを行っていました。

 日本共産党区議団は2014年以降、6度にわたり、給食費無償化を条例提案してきました。さらに、今年の当初予算案では、給食費無償化だけに絞った予算の組み替え提案を行いました。条例案、予算組み替え案ともに、自民、公明、維新などの反対で否決されてきました。

関連記事

最近の記事

  1. あいさつする(左から)山添拓、小池晃、吉良よし子、藤田りょうこ、宮本徹の各氏=2025年1月7日、…
  2.  日本共産党都議団は6日、1945年の東京大空襲や原爆被爆、終戦から80年となる今年、都が凍結して…
  3.  国土交通労働組合(国交労組)は12月27日、日本航空機と海上保安機の衝突事故(2024年1月2日…
  4.  2025年は12年に一度、参院選(改選6と補選1=任期3年)と都議選(総定数127)が行われる年…
  5. 受験シーズン 都が痴漢撲滅で活動  東京都は受験生を狙った痴漢被害が懸念される受験シーズンに…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る