最高裁は公正な審議を 原発訴訟原告団が請願〈2023年6月25日号〉

 福島第一原発事故について国の責任を否定した昨年6月17日の最高裁判決から1年を前にした16日、4訴訟の原告が最高裁判所に対して、「福島原発事故国家賠償訴訟について裁判官の公正に疑いをもたれることがないようにすることを求める請願」を提出しました。

公正な判決を、と決意を語る原告ら=16日、千代田区

 4つの訴訟(別項)はいずれも、高裁判決で国の責任を認定。しかし最高裁では、「仮に対策をとっていたとしても事故を防ぐことはできなかった」と因果関係を否定しました。

 全国でたたかわれている後続裁判は、最高裁判決の影響を大きく受けることが懸念されます。

 請願書では、▽後続裁判の徹底審理▽裁判官の公正性の担保ーなどを求めています。

 原告らの説明によると、最高裁判決に関わった複数の裁判官が、任官前後に、東京電力の代理人を務める弁護士事務所と関係していることがわかりました。事件当事者である東京電力と強い結びつきを持っていたとすれば、裁判の公正性を疑われてもやむを得ません。

 4原告団は、後続事件に関与する最高裁裁判官には、判断の公正さに疑いを持たれる可能性がある場合には自ら回避するなど、適正な行動をとるよう呼びかけました。

関連記事

最近の記事

  1.  国立ハンセン病資料館(東村山市)で11月30日、「ミュージアムトーク2025特集 戦争とハンセン…
  2. 英スピテスト 6・8万人が受験  都内公立中学校3年生を対象に英語の「話す力」を評価し、都立…
  3.  世界の観光地として賑(にぎわ)う浅草。その歴史は古く飛鳥時代から漁業や農業を営む人々があり、やが…
  4.  「まもろう在宅介護、魅力あふれるホームヘルパーのチカラ」をテーマに「杉並のケアをつなぎ・よくする…
  5.  東京の子どもは「今の自分は幸せだ」と肯定的に評価している割合は学年が上がるにつれて減少傾向にある…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2023年6月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
ページ上部へ戻る