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- 学校教室 エアコンの早期更新を 共産党都議団が申し入れ〈2023年9月10日号〉
日本共産党都議団は8月31日、更新時期を迎える都立学校の普通教室のエアコンの早期更新を小池百合子知事と浜佳葉子教育長宛てに行いました。区市町村立学校の普通教室などのエアコンの更新についても補助を求めました。
申し入れでは、記録的な暑さが続く中、学校の普通教室のエアコンが故障し、「暑くて授業にならない」などの苦情が、保護者や学校関係者から寄せられていると指摘。
室温が30℃以上になり、扇風機を回し水分補給をしながら授業を行ったものの複数の生徒に熱中症の症状が出て、翌日は午後から休校にせざるを得なかった都立高校もありました。
都立学校では普通教室に空調を設置してから20年近くが経過し、更新時期を迎えているとし、不具合のあるエアコンは直ちに修理・更新し、使用年限を超えているエアコンは故障する前に確実に更新することが必要だと強調しています。
その上で▽不具合が生じているものは来年度の夏までに修理・更新する。今年度は学校の要望に応じた最大限の対策▽エアコンの更新が必要な学校の公表と更新計画の策定・公表▽早期に工事を進めるための職員増員▽断熱フィルムなど教室の暑さ対策に効果のある緊急対応と屋上断熱工事の計画的な推進▽区市町村立学校の普通教室等のエアコン更新への補助-を求めました。
教育庁の相川隆史総務課長と臼井宏一高等学校教育課長が応対し、「かなり大変な状況で、重く受け止めている」「生徒の安全安心にかかわる問題。全校に目を向けて対応したい」と答えました。
東京民報2023年9月10日号より