立川市選挙区の都議補選(改選数2)が15日に投開票され、市民と野党の統一候補、立憲民主党新人の鈴木烈氏(49)が、91票差の激戦を制して2位で当選しました。
日本共産党は、立川市民連合を介して結んだ政策協定に基づき、鈴木氏支持を表明。鈴木陣営は、立川市長選で、国政野党の市議らが自主支援した酒井大史氏が当選し、市政が大きく変わりつつあることを訴え、市民と野党の共闘を前面に支持を広げました。
都民ファースト新人の伊藤大輔氏(48)が当選し、自民党新人の木原宏氏(47)は落選しました。日本共産党立川昭島地区委員会は声明で、「2人区での自民党候補の落選は、全国に衝撃を与え、立川市長選に続く厳しい審判となった」として、政策協定の実現に力を尽くすとともに、「総選挙では市民と野党の共闘再構築で自民党政治を大本から変えることを目指す」と述べています。
東京民報2023年10月22日・29日合併号より