狛江市図書館 移転計画めぐり住民投票を 直接請求署名を会が提出〈2024年4月21日号〉

署名を提出する会のメンバー=15日、狛江市

 こまえ図書館住民投票の会は15日、松原俊雄市長に対し4060人分(有効署名数)の署名を添えて、住民投票実施を求める直接請求を行いました。必要な1393人分の約3倍にあたる市民の要望に対し、市議会の対応が問われています。

 市の計画通り図書館の分割移転がよいか、現在地での拡充がよいかを問う住民投票の条例案は26日の臨時市議会に提案される予定となっています。

 「会」では、署名期間終了後も、駅前リレートークや交流集会を開催。さらに、応援ソング作成やユーチューブチャンネルの立ち上げなど、自発的な動きも広がっています。

 一方3月の議会では、住民投票結果を尊重するため関連予算を一旦削除するとした日本共産党の提案に対し、与党会派から「市民の代表である議員が責任をもって決めることがふさわしい」といった発言も出されました。住民投票を通じて議論を深め、市民の意見を明らかにすることこそ求められています。(通信=狛江市・重国たけし)

東京民報2024年4月21日号より

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