共闘で酒井候補の勝利を 15区補選 大激戦で28日投票〈2024年4月28日・5月5日合併号〉
- 2024/4/26
- 政治・選挙

公職選挙法違反事件(買収等)で有罪が確定した柿沢未途元衆院議員=自民党を離党=の辞職に伴う衆院東京15区補選(江東区)は、28日投開票です。日本共産党は独自候補の擁立を取り下げ、新人で市民と野党の共闘候補、酒井なつみ氏(37)=立憲民主党=の当選に全力を挙げています。
補選は小池百合子都知事が立ち上げた「ファーストの会」推薦の乙武洋匡氏(47)=同会副代表=、日本維新の会の新人金沢結衣氏(33)、参政党の新人吉川里奈氏(36)ら9人が立候補し、最後まで予断を許さない大激戦です。
酒井候補は「金権腐敗の古い政治ときっぱり決別して、まっとうな政治を取り戻す」と訴えています。「市民と政治をつなぐ江東市民連合」と調印した確認書では▽金で動く自民党の古い政治ときっぱり決別し、国民の声で動く新しい政治を実現。企業・団体の政治献金は禁止する▽憲法も国民生活も無視する軍拡は許さない▽市民の生活を守る経済政策を行う▽ジェンダー平等・人権保障を実現する▽気候変動対策を強化し、エネルギー転換を推進▽江東区などが想定されるIRカジノ誘致に反対する―などとしています。
日本共産党の田村智子委員長・参院議員は「金権腐敗とその根を断つ、市民と野党の共闘の中軸に据わる酒井候補を何としても勝ち抜かせてください」(16日の市民と野党の共同街宣)と訴えています。
東京民報2024年4月28日・5月5日合併号より