【寄稿*新人議員ネクスト】昭島市 大野ふびと市議 三重苦から市民を守る〈2024年5月12日号〉

大野市議

 昨年4月の統一地方選挙で多くの方々に支えられて当選を果たし、6期24年にわたって市議会議員を務められた荒井啓行さんの宝の議席を守り抜くことができました。

 市議になる前は東京土建一般労働組合の書記として20年間、建設労働者の地位向上や賃金引き上げなどに奮闘してきました。

 近年は社会保障対策を担当し、国民健康保険組合に関わる業務にも携わってきたため、国保の問題はライフワークとして取り組んでいきます。

 昭島市は米軍横田基地のすぐ南側に位置し、米軍機が昼夜を問わず飛び交っています。私の自宅も滑走路の延長線上にあり、子どもの頃から爆音に苦しんできました。昨年11月に屋久島沖で墜落したCV22オスプレイも横田基地の所属です。横田基地では泡消火剤の漏洩事故も起きており、PFAS(有機フッ素化合物)による汚染も懸念されます。

 さらに、市内の約59ヘクタールの広大なゴルフ場の跡地に巨大な物流センターなどを建設する計画が持ち上がり、完成後は1日5800台もの関係車両(うち大型トラック3530台)が出入りする見込みです。建設予定地には4871本の樹木があり、その多くが伐採されようとしていますが、これは神宮外苑再開発をはるかに超える大量伐採となります。

 このように昭島市は、空は米軍機の爆音と墜落の恐怖、地上は大型トラックによる騒音・振動・排気ガス、地下はPFASによる地下水・土壌の汚染と三重苦を強いられる状況です。

 しかし、これらに対して市が住民福祉の増進という自らの役割を積極的に果たそうとする姿勢は見られません。

 10月には市長選挙が行われる予定で、これを見越してか現市長は今年度、学校給食無償化、補聴器購入費補助、子ども医療費完全無料化など、多くの市民が求めてきた施策の実施を決断しました。

 昭島市が抱える三つの苦しみも争点化させ、市民のいのちとくらしが守られる市政を実現するために、「国民の苦難あるところ日本共産党あり」という立党の精神を発揮して頑張っていきます。

東京民報2024年5月12日号より

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