希望の政治ともに開こう 吉良、山添氏が未来塾開講〈2024年5月19日号〉

未来塾で語り合う吉良、山添両氏と参加者=11日、都内

 日本共産党の吉良よし子、山添拓両参院議員とともに、政治と社会に希望を開く未来を考えようという「未来塾」が11日から開講しました。

 吉良山添事務所と、日本共産党都委員会が運営委員会を設置。SNSなどで参加者を募集し、書類選考や面接を経て13人が「塾生」として選ばれました。

 第1回のこの日は、5月から12月まで月1回、開く予定の講座のスケジュールなど、塾の概要を説明するとともに、参加者の自己紹介などを行いました。

 吉良山添事務所の責任者の志摩和寿さんはあいさつで、「未来塾」という名前に込めた思いに触れ、「ガザではジェノサイド(大量虐殺)が続くほか、貧困と格差の問題など、社会に未来を感じられないという人も多い。政治に希望をつくる道をこの塾でみなさんとともに考え、探っていきたい」と語りました。

 参加者の自己紹介では、「吉良さん山添さんのタウンミーティングに参加し、とても楽しかったので、塾にも応募した。自分の横で、国会議員の二人が普通にコーヒーを入れている。そんな雰囲気が良かった」(男性)、「ITのエンジニアで働いている。政治に興味はなかったが、パレスチナの事態や、裏金問題で社会の矛盾を感じるようになった。周りに話せる人がいず、もんもんとしていた。未来塾で、思いを共有する人と語りたい」(女性)、「吉良さんや山添さんの質問動画を、SNSで見て、こんなかっこいい議員がいるんだと希望を感じた。ガザの状況に日本の外交が何をできるのか、考えてみたい」(女性)など、それぞれが応募した思いや未来塾への期待を語りました。

 吉良さん、山添さんは「痛みによりそい、声をとどける」(吉良)、「憲法が、希望」(山添)というそれぞれのスローガンに込めた思いから、自身が政治に取り組む中で大切にしていることを紹介しました。

東京民報2024年5月19日号より

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