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フラッシュ@Tokyo 2024年6月9日・16日合併号 港区長選 清家氏が初当選、共産党都議団 熱中症から命守れ、知事出馬要請 10首長が不賛同、革新都政の会 都政パンフを作成、町田市 知事選へキックオフ
港区長選 清家氏が初当選
港区長選が2日、投開票され、無所属新人で日本共産党が自主支援した前区議の清家愛氏(49)が、自民、公明推薦で6期目を目指した現職、武井雅昭氏(71)らを破り、初当選しました。女性現職区長は7人目となります。投票率は30.62%(前回30.04%)。
当 | 清家 愛 | 49 | 無新 | 29651 |
武井雅昭 | 71 | 無新 | 28123 | |
菊地正彦 | 71 | 無新 | 3070 |
共産党都議団 熱中症から命守れ
日本共産党都議団は5月30日、熱中症から都民の命を守る対策について、小池都知事あてに申し入れました(写真)。福祉局総務部の吉野成典総務課長らが応対し、「現場の実情を踏まえてお話をいただいた」「要望の趣旨を受け止めて、関係所管と共有する」と述べました。
申し入れでは、気象庁による今夏の予報で、気温が「高い見込み」とされており、熱中症から命を守る対策の強化が急務だと強調。一方、命を守る上で重要なエアコン使用が、物価高騰や政府の電気代への補助金終了などで「例年にも増して使用を控える方が広がる事態が懸念される」と指摘。その上で▽生活保護受給者、低所得者など支援が必要な人たちを対象に電気代への経済的支援や省エネエアコンを自己負担なく購入・設置できるための助成▽福祉施設への電気代支援―などを求めています。
知事出馬要請 10首長が不賛同
都知事選(6月20日告示、7月7日投票)に向けて、都内52区市町村長が5月28日、小池百合子知事に3選出馬を要請したことを巡り、要請に加わらなかった首長がSNS(交流サイト)や記者会見などで自らの考えを明らかにしています。
世田谷区の保坂展人区長は同日夕、X(旧ツイッター)に「私は『都知事選挙で誰を支援するかは高度に政治的な問題だ。これには加わらない』として、『区長会として要請するような誤解を受けないようにすべき』とクギをさした」と述べています。
要請に加わらなかった首長は世田谷区の保坂展人区長、渋谷区の長谷部健区長、中野区の酒井直人区長、杉並区の岸本聡子区長、立川市の酒井大史市長、町田市の石阪丈一市長、小金井市の白井亨市長、小平市の小林洋子市長、多摩市の阿部裕行市長、稲城市の高橋勝浩市長の10氏。
革新都政の会 都政パンフを作成
革新都政をつくる会は、都知事選での勝利を目指し、都政パンフレット「2024年都知事選挙 私たちの提案」(縦20センチ横20センチ、40ページ、領価500円)を作成しました。注文・問合せ先=革新都政をつくる会・電話 03(5978)4031
町田市 知事選へキックオフ
「まちだ市民連合」は5月28日、都知事選挙勝利キックオフ集会を町田市民ホールで開き、雨の中、450人が参加しました。蓮舫氏を必ず都知事に押し上げようと、決意を固め合いました。
集会では候補者選定委員の前川喜平氏が、蓮舫氏の擁立決定までの経過を報告。町田市内の22団体が旗やプラスターを掲げて登壇し、「町田の図書館をすすめる会」「野津田公園の緑を守る住民」「町田の教育をすすめる市民の会」が代表して活動状況と都政への期待を語りました。
共産党の池川友一都議と市議、立憲民主党の伊藤しゅんすけ衆院議員と市議、生活者ネットの市議らが紹介され、あいさつ。市民連合の木原信義氏が行動提起をしました。
東京民報2024年6月9日・17日合併号より