蓮舫氏 立民に離党届
立憲民主党の蓮舫参院議員は12日、同党に離党届を提出しました。都知事選に無所属で出馬するため。提出後、蓮舫氏は記者団に「都民のために無所属を選んだ。1人でも多くの都民に支援いただきたい」と強調しました。
女たちの会 蓮舫氏支持を表明
「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」(代表・田中優子法政大学前総長)は6日、「東京都知事選への私たちの考え方」と題する声明を発表し、7月7日開票で行われる都知事選で、蓮舫氏(参院議員)を支持すると表明。「人を大切にする都政を築くためには、都知事の交代が、ぜひとも必要です」と呼びかけています。
蓮舫氏を支持する理由について①自民党と表裏一体の金権政治を終わらせましょう②48億円のプロジェクションマッピングより、物価高、生活苦への拡充支援を③700本の樹(き)を切る外苑再開発を即座に見直し、緑豊かな都市に④質問した記者にはすべて誠実に回答する開かれた記者会見の実現を。黒塗りを止め、情報公開の徹底を⑤関東大震災で虐殺された在日朝鮮人への追悼文の送付停止の見直しを―の5つの課題を挙げています。
声明では「蓮舫さんを応援する力が、金権体質、格差容認の自民党政治を終わらせる大きなステップになる」と指摘。「小池百合子都知事は、かつて自民党を批判して都知事になりましたが2020年以降は自民党と一体化して都政を行っており、現在の小池都政は、外苑再開発の問題など自民党政治そのものです」と批判しています。
同会の呼びかけ人には上野千鶴子東大名誉教授、前田佳子日本女医会会長、ライターの和田静香さん、アクティビスト(運動家)の福田和香子さんなどの著名人が名を連ねています。
共産党都議団 新紙幣で申し入れ

1万円、5千円、千円の新しい紙幣の発行が7月3日に始まるのを前に、日本共産党都議団は11日、新紙幣対応の券売機やレジへの交換・更新費用を補助するよう小池百合子知事宛てに申し入れました(写真)。
申し入れでは機器を新紙幣に対応させる費用が1台100万円以上かかるケースもあり、「補助や支援はないのか」との相談が寄せられていると紹介。実質賃金が25カ月連続でマイナス、都内の企業倒産は21カ月連続で前年同月を上回る中、「今回の新紙幣対応による重い負担で倒産・廃業がさらに広がりかねない」と強調。▽都として新紙幣対応の券売機・レジ等への交換・更新費用を補助する▽国に新紙幣対応費用の支援制度をつくるよう求める―ことを申し入れました。
都産業労働局の阿部泰之商工部長は新紙幣対応機器への更新で中小業者から出ている要望などについて、「中小企業振興公社を通じて確認する」と答えました。
東京民報2024年6月23日号より