都知事選(7月7日投開票)の告示直前の18日夜、「市民と野党の共闘 都政を変えようオール東京大集会」が中野区のなかのゼロホールで開かれ、蓮舫氏の勝利で都政への願いを実現しようと集まった多くの参加者の熱い思いにあふれました。
「これだけの皆様の心を受け止め、前に進む思いを強くしている」。蓮舫氏のあいさつに、熱烈な拍手と声援が湧き、会場は熱気に包まれました。
候補者選定委員会の呼びかけ人だった市民連合の菱山南帆子さん、宇都宮健児弁護士、前川喜平・元文部科学事務次官があいさつし、各地で都政転換に取り組む市民が蓮舫氏への期待を表明。「地元で培ってきた市民のエネルギーで蓮舫さんを勝利させよう」「苦しんでいる若い人がたくさんいる。1300万人の東京が変われば社会も変わる。その先頭に蓮舫さんに立ってほしい」などと訴えました。
野党各党・会派が決意を表明。日本共産党の田村智子委員長は「自民党政治そのものの小池都政を変えたいという声に応えてくれた蓮舫さんを全力で応援します」。立憲民主党の長妻昭都連会長は「東京から日本を変えるたたかいに」と呼びかけました。社民党、新社会党、緑の党、生活者ネットの代表も発言しました。
集会の最後は各地の市民運動関係者が「大型道路や特定整備路線の計画ストップ」「保育労働者の賃上げ、増員を」「街や自然を壊す大型開発は中止を」などの願いが書かれた横断幕やプラカードを掲げてステージいっぱいに登場。「私たちの新しい未来は蓮舫」とコールを会場に響かせました。
東京民報2024年6月30日号より