「七つの約束」を発表 徹底した若者支援を〈2024年6月30日号〉

公約を発表する蓮舫氏=18日、港区

 蓮舫氏は18日、選挙公約「あなたと次の東京へ 七つの約束」を発表しました。①現役世代の手取りを増やす本物の少子化対策②頼れる保育・教育・介護・医療③もっと多様で生きやすく④ガラス張りの都政にする行財政改革⑤古い政治から新しい政治への改革⑥東京全体をもっとよくする⑦よい政策は発展させる―を掲げました。

 記者会見で蓮舫氏は「私の政治家としての最も基本的な問題認識は、日本の『失われた30年』の要因が、若者に十分なチャレンジの機会を与えてこなかったこと、重要な決定事が密室で決められてきたことにある」と指摘。

 「その2つの柱を軸に、7つの約束を前に進めたい。若者の手取りを増やす徹底した若者支援による本物の少子化対策、徹底した本物の行財政改革で都財政をガラス張りにしたい」と強調。「どんな境遇にある若者にも学べる、働ける、結婚できる、子どもを持てる、そんな人生の選択肢がある東京にしたい」と語りました。

公契約条例を制定

 具体的には▽新しい条例で都と契約する企業に働く人の待遇改善を要請▽学校カウンセラーなど非正規で働く都の専門職を正規化▽保育・教育・介護・医療現場で働く人の奨学金返済支援など、働く環境の改善▽シルバーパス(70歳以上のバス・都営交通乗車証)の多摩モノレール、ゆりかもめ、都県境バス路線への拡大を検討▽パートナーシップ宣誓制度を使いやすく▽神宮外苑再開発を見直し、緑を守る▽多摩・島しょの学校給食無償化―などを盛り込みました。

東京民報2024年6月30日号より

関連記事

最近の記事

  1. 「日の丸・君が代」不当処分撤回を求めて10月26日、日比谷図書文化館(千代田区)で「学校に自由と人…
  2.  神宮外苑再開発(新宿区・港区)でラグビー場建て替えの認可手続きを巡って緊迫した状況が続く中、作家…
  3.  参院選などを通じて差別や排外主義を掲げる政党や政治家が台頭したことに、危機感を覚え反対する声が広…
  4.  葛飾区議選(定数40、立候補65人)が2日告示(9日投票)され、日本共産党は三小田准一(66)、…
  5. 1面2面3面4面 紙面サンプルと、各面の記事紹介(Web紙面版は画面下部から購入できます) …

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る