「七つの約束」を発表 徹底した若者支援を〈2024年6月30日号〉
- 2024/6/29
- 都知事選

蓮舫氏は18日、選挙公約「あなたと次の東京へ 七つの約束」を発表しました。①現役世代の手取りを増やす本物の少子化対策②頼れる保育・教育・介護・医療③もっと多様で生きやすく④ガラス張りの都政にする行財政改革⑤古い政治から新しい政治への改革⑥東京全体をもっとよくする⑦よい政策は発展させる―を掲げました。
記者会見で蓮舫氏は「私の政治家としての最も基本的な問題認識は、日本の『失われた30年』の要因が、若者に十分なチャレンジの機会を与えてこなかったこと、重要な決定事が密室で決められてきたことにある」と指摘。
「その2つの柱を軸に、7つの約束を前に進めたい。若者の手取りを増やす徹底した若者支援による本物の少子化対策、徹底した本物の行財政改革で都財政をガラス張りにしたい」と強調。「どんな境遇にある若者にも学べる、働ける、結婚できる、子どもを持てる、そんな人生の選択肢がある東京にしたい」と語りました。
公契約条例を制定
具体的には▽新しい条例で都と契約する企業に働く人の待遇改善を要請▽学校カウンセラーなど非正規で働く都の専門職を正規化▽保育・教育・介護・医療現場で働く人の奨学金返済支援など、働く環境の改善▽シルバーパス(70歳以上のバス・都営交通乗車証)の多摩モノレール、ゆりかもめ、都県境バス路線への拡大を検討▽パートナーシップ宣誓制度を使いやすく▽神宮外苑再開発を見直し、緑を守る▽多摩・島しょの学校給食無償化―などを盛り込みました。
東京民報2024年6月30日号より