「私たちは黙らないよ」共闘攻撃に共同で抗議〈2024年8月25日号〉

様々な市民団体の代表とともに訴える菱山氏=2004年8月9日、新宿駅東南口

 都知事選(7月7日投票)をめぐって、候補者として奮闘した蓮舫・前参院議員や、市民と野党の共闘に対するバッシングが続いているなかで、「私たちは黙らないよ!」と訴える共同の行動が9日、新宿駅東南口で取り組まれました。

 主催者あいさつした宇都宮健児弁護士は、市民と野党の共同で候補者選定を進め、蓮舫氏が立候補を決断してくれたと経緯を説明。「蓮舫さんへの攻撃は、私たちへのバッシングだ。攻撃を跳ね返し、次の戦いへ結束して行動を起こしていこう」と呼びかけました。

 野党各党・会派の代表も参加。日本共産党の山添拓参院議員は、「『私はね。黙らないよ』と言った蓮舫さんに強く連帯したい。裏金・金権腐敗の政治、憲法を変えようという政治に、私たちは黙っているわけにいかない」と訴えました。立憲民主党の吉田晴美衆院議員、社民党の大椿裕子参院議員、新社会党の福田光一都本部委員長、都議会会派の「ミライ会議」の森愛都議、緑の党の漢人明子都議も発言しました。

 「Change都政・市民プロジェクト」の西山千恵子共同代表は、「蓮舫さんを攻撃することで、男性中心のシステムを変えるため、声をあげようという女性たちを攻撃している」と訴え。フェミブリッジアクションの菱山南帆子さんは「税金で大量のミサイルを買い憲法を変えようという政治ではなく、命と暮らし、防災にこそお金を使う政治を私たちは求めている。そのために、総選挙で野党の勝利を実現しよう」と提起しました。

東京民報2024年8月25日号より

関連記事

最近の記事

  1. 公開質問状の内容を説明する共産党都議団=2025年2月5日、都庁  都議会自民党が政治資金パ…
  2.  納税者の権利を守ろうとの志ある税理士や社会保険労務士などからなる「不公平税制をただす会」は3日、…
  3.  目黒区は災害時のトイレ対策充実を目的に、機動性のある「トイレトラック」を導入します。新年度当初予…
  4.  毎年1月24日は「学校給食記念日」。1946年12月24日に連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)…
  5. 品川区 中学制服を無償化へ  品川区は5日、区立中学校の制服や修学旅行の無償化、大学生への給…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る