
都知事選(7月7日投票)をめぐって、候補者として奮闘した蓮舫・前参院議員や、市民と野党の共闘に対するバッシングが続いているなかで、「私たちは黙らないよ!」と訴える共同の行動が9日、新宿駅東南口で取り組まれました。
主催者あいさつした宇都宮健児弁護士は、市民と野党の共同で候補者選定を進め、蓮舫氏が立候補を決断してくれたと経緯を説明。「蓮舫さんへの攻撃は、私たちへのバッシングだ。攻撃を跳ね返し、次の戦いへ結束して行動を起こしていこう」と呼びかけました。
野党各党・会派の代表も参加。日本共産党の山添拓参院議員は、「『私はね。黙らないよ』と言った蓮舫さんに強く連帯したい。裏金・金権腐敗の政治、憲法を変えようという政治に、私たちは黙っているわけにいかない」と訴えました。立憲民主党の吉田晴美衆院議員、社民党の大椿裕子参院議員、新社会党の福田光一都本部委員長、都議会会派の「ミライ会議」の森愛都議、緑の党の漢人明子都議も発言しました。
「Change都政・市民プロジェクト」の西山千恵子共同代表は、「蓮舫さんを攻撃することで、男性中心のシステムを変えるため、声をあげようという女性たちを攻撃している」と訴え。フェミブリッジアクションの菱山南帆子さんは「税金で大量のミサイルを買い憲法を変えようという政治ではなく、命と暮らし、防災にこそお金を使う政治を私たちは求めている。そのために、総選挙で野党の勝利を実現しよう」と提起しました。
東京民報2024年8月25日号より