最新技術で核の脅威再現 若者団体主催「あたらしいげんばく展」〈2024年9月15日号〉

 核兵器廃絶を目指して活動する若者団体「KNOW NUKES TOKYO(ノー・ニュークス・トーキョー)」が5日~8日、アートとテクノロジーで核の脅威を表現する「あたらしいげんばく展」を、東京大学情報学環オープンスタジオ(文京区)で開きました。

核爆弾シミュレーター

 監修は東京大学情報学環の渡邊英徳教授と、長崎大学核兵器廃絶研究センター鈴木達治郎教授。4日間で1000人以上が来場しました。

 開場には、ノルウェー・ノーベル平和委員会が制作した核の動画、地図上の指定した場所に核が投下された場合の被害を、数字で認識できる核爆弾シミュレーター、AI(GPT‐4o)と核について話せるブース、いつでも発射できる核兵器が身近にある緊迫感を、真っ黒な風船で表現した核の風船などを展示。天井からは、「原爆で罪のない人たちを傷つけてしまった。どうか許してほしい。(アルベルト・アインシュタイン)」といった、核兵器に関する言葉が吊り下げられています。

関連記事

最近の記事

  1. 公開質問状の内容を説明する共産党都議団=2025年2月5日、都庁  都議会自民党が政治資金パ…
  2.  納税者の権利を守ろうとの志ある税理士や社会保険労務士などからなる「不公平税制をただす会」は3日、…
  3.  目黒区は災害時のトイレ対策充実を目的に、機動性のある「トイレトラック」を導入します。新年度当初予…
  4.  毎年1月24日は「学校給食記念日」。1946年12月24日に連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)…
  5. 品川区 中学制服を無償化へ  品川区は5日、区立中学校の制服や修学旅行の無償化、大学生への給…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る