メディアが果たす役割とは 東京母親大会に1200人〈2024年12月22日号〉
- 2024/12/20
- 都民運動
東京母親大会・練馬母親大会が14日、練馬文化センターで開かれ、1200人の参加で、学び交流しました。

全体会のオープニングは、地元の練馬区旭町で活動している「旭太鼓」。5歳から77歳までの迫力ある演奏に大きな拍手が送られました。
記念講演は、「私たちは知りたい本当のことを〜メディアが果たすべき役割とは〜」と題して武蔵大学社会学部メディア社会学科教授の永田浩三さん。韓国の戒厳令やノーベル平和賞受賞式、ガザ地区での虐殺、選挙の報道など、日本と世界で起きていることをメディアがどのように取り上げているのか、多くの映像を示しながら話しました。
戦後、アメリカの検閲で原爆について口にできない時期、メディアが沈黙した時期にも、作家や詩人、歌人たちがあらがって書いたたくさんの作品を紹介して、表現していくことの大切さを語りました。
「運動の交流」では13団体が活動やたたかいを報告しました。高校生平和ゼミナールは、広島での平和学習で全国の高校生と交流し、核兵器の恐ろしさを仲間とともに学び続けていきたいと発言しました。
大会決議を採択し、2025年9月28〜29日に東京で開催される「第70回日本母親大会」を成功させようとの呼びかけに、会場が大きな拍手に包まれました。
午後は、6つの分科会と4つの見学分科会がありました。
(通信=東京母親大会実行委員会・木原秀子)
東京民報2024年12月22日号より











