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【国会議員コラム】山添拓*未来を拓く 新しい国会、試される政治〈2024年12月22日号〉
- 2024/12/25
- コラム・オピニオン, 参院選・都議選2025

衆議院で少数与党となり、自公が数の力で押し切ることができない、新しい国会での本格論戦となりました。
変わり始めた国会と、変えさせまいとする抵抗とがせめぎ合っているように思います。
裏金事件を経て、企業・団体献金禁止は世論も国会内も多数派のはずですが、石破首相は禁止すれば「憲法に抵触する」とまで強弁して拒み、これをアシストする政党があります。補正予算は、能登の被災者支援や物価高への対応など緊急の財政措置が求められましたが、巨額の軍事費と大企業支援という猛毒を含む予算案を、維新の会や国民民主党が賛成して可決させました。数の力で押し切れないだけに、数合わせに必死です。
自公過半数割れというチャンスを活かすのか、それとも停滞を許すのか。各党の態度が一つひとつ鋭く問われます。利権と癒着の大企業中心、日米同盟絶対で軍事最優先、自民党政治の二つの歪みをただす改革を正面から掲げる日本共産党もまた、試されていると感じます。国会論戦をさらに磨き、多くの声を届けるとともに希望ある提案を広げたい。
都議選・参院選を見据え党本部に「SNS戦略室」を設置し、副責任者となりました。ネット上の発信を質量ともに充実させるチャレンジも、試されています。乞う、ご期待。東京では、吉良よし子さんが様々なゲストとトークするJCP TOKYO+(本紙の荒金編集長も登場!)、国会の動きや政策を紹介する「週刊宮本徹」「山添拓チャンネル」など工夫も凝らしています。ご視聴やチャンネル登録だけでも力になります。インスタグラム、TikTokなど様々なSNSにもぜひご参入を!
(弁護士・日本共産党参院議員)
東京民報2024年12月22日号より











