100万人と要求対話を 共産党都委員会が都党会議〈2025年1月19日号〉

 日本共産党都委員会は13日、都内で第29回党大会第2回都党会議を開き、「総合計画」の補充案を採択するとともに、計画推進の先頭に立つ新役員を選出しました。

都党会議であいさつする吉良氏=2025年1月13日、都内

 田辺良彦都委員長が、第4回中央委員会総会を受けて、夏の都議選、参院選、来たる総選挙での勝利を目指す情勢の変化や活動方針を報告。昨年の総選挙で生まれた「新しい政治プロセス」を前に進め、国民とともに政治を変えるため、4月末までに、「要求実現・新たな結びつきを広げる要求対話・要求アンケート」を、「100万人突破を目標に全都で取り組む」と提起しました。

 都議選の情勢について、自民党や公明党が候補者を絞る一方で、与党の補完勢力が積極擁立を進めるなかで、「共産党落としをねらうシフトがこれまで以上に強まる選挙」と指摘。参院選での比例100万票の獲得を呼びかけるとともに、世代的継承を中軸とした党建設の前進の必要性を強調し、「前人未到の都議選4連勝、参院選東京選挙区5連勝を必ず実現しよう」と訴えました。

 参院選で東京選挙区での3選に挑む吉良よし子氏があいさつ。「痛みに寄り添い声を届ける」という自身の政治信条を語りながら、要求対話の大運動の先頭に立って取り組む決意を表明し、総選挙で開かれたさまざまな要求実現の可能性をさらに広げるため、都議選、参院選での日本共産党の前進の重要性を訴えました。

 新しく決まった三役と常任委員は次の通り。委員長=田辺良彦(再)、書記長=関口達也(再)、副委員長=今村順一郎(再)、大山とも子(再)、坂井和歌子(再)、田川豊(再)、宮本徹(新)

 常任委員=秋野英俊(再)、阿藤和之(再)、新千明(新)、石井耕太(再)、大田朝子(再)、岡田克己(再)、岡田俊一(再)、蔵貫義朗(再)、栗原淳介(再)、近藤雅樹(再)、志摩和寿(再)、鈴木治(再)、中井健二(再)、長谷川節(再)、三田真紀(再)

東京民報2025年1月19日号より

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