労働者が主役の社会に 北区 若者らが音楽街宣〈2025年2月2日号〉

リズムに合わせてスピーチする、せいの氏=2025年1月25日、北区

 北区のJR赤羽駅前で1月25日、日本共産党の北地区青年支部が企画した音楽街宣が行われました。

 俳人・エッセイストの家登みろく氏が「Welcome to AKABANE!」と第一声を放ち、ライブがスタート。青年支部やJCPサポーターなど、若者によるバンド演奏をバックに、北区議や田原聖子衆院東京12区国民運動部長、都議予定候補のせいの恵子前北区議らが、強いビートのサウンドに合わせて演説しました。

 最初のスピーチは、のの山けん北区議。都議会自民党の裏金問題や、赤羽で進む再開発について言及。「財界の利益を最優先する街壊しのタワマン建設ストップのために力を貸してください」と訴えました。

 さがらとしこ元北区議は、北区がかつて軍都であった歴史を解説。「アメリカに軍事拡大を要求されても、ノーと言える政府をつくらねばならない」と、軍事費の膨張を批判しました。

全員でコール

 田原氏は、同党都議団が取り組んできた痴漢や校則問題、吉良よし子参院議員が国会の委員会で繰り返しただしてきた消費税減税や最低賃金の引き上げなど、政策と実績を紹介。若者を代表して登壇した内田真樹氏は、「労働者、生産者が主役の社会を一緒につくっていこう」と呼びかけ、聴衆とともに「もっと給料を上げろ」とコールしました。

 最後に、せいの氏がマイクを握り「看護師・保健師として医療、介護、保育の最前線で働いてきたからこそ、生きづらさを抱える人たちの声を届けることができる」と、都議選への意気込みを訴え。参加者全員で「せーのでチェンジ」と声を上げ、音楽街宣は幕を閉じました。

東京民報2025年2月2日号より

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