「信頼回復できる議長を」和泉幹事長が議長選で提案〈2025年2月9日号〉
- 2025/2/9
- 都政・都議会
都議会自民党の“裏金問題”を巡り宇田川聡史議長が辞職したことで行われる議長選挙について、日本共産党都議団の和泉なおみ幹事長は1月29日、各会派に提案を行ったことを明らかにしました。臨時議会は2月10日(会期1日)に開かれることが決まっています。
都議会では慣例として第1会派から議長、第2会派から副議長を選出してきました。しかし第1会派の自民党の裏金問題によって現職議長が「政治不信を助長する結果となった」として辞職しただけではなく、前議長も当事者でした。
和泉幹事長は談話で「今回は異例の事態の下での議長選挙であり、慣例にとらわれることなく、裏金問題の全容を解明し、都議会への都民の信頼を回復できる議長を、都民が納得できる形で選出することが何よりも求められている」と強調。
そのための方策として、それぞれの会派が推薦する議長候補を事前に公表し、各候補者が都議会と都民の前で所信表明を行った上で議長選挙を行うことを提案しました。
東京民報2025年2月9日号より