都立高校の入試(2月21日)を前に、公平・公正性に大きな問題がある英語スピーキングテストを同試験に活用しないよう求めて保護者や教育関係者、都議らが2月17日、新宿駅前で訴えました。
入試改革を考える会の大内裕和・武蔵大学教授は、機器のトラブルで一室に長時間閉じ込められたなど妥当性に欠く運営の不備があったのに、都教育委員会からは何の説明もないと指摘。「まともな教育行政の第一歩として入試活用を中止させよう」と呼びかけました。

参加者がマイクをリレー。都立高校の元英語教員らは「テストはもともと入試に使えない設計。当日応募した試験監督がマニュアルを見ながら監督している人もいたという証言もある。改善もなく使い続けているのが理解できない」「英語のテストだけ(英スピテスト結果が加点されて)採点を高くするのか分からない」「本来なくてもいいテスト。意味のないものに43億円もの税金が注ぎ込まれていることを知ってほしい」と訴えました。











