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都議会予特 論戦特集 白石たみお都議 巨大噴水は中止を 海水から水道水に突如変更〈2025年3月23日号〉
- 2025/3/20
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都議会は2025年度予算案を審議する予算特別委員会の代表総括質疑を12日行い、日本共産党からは白石たみお都議(品川区選出)が立ちました。同特別委員会は小池百合子知事や理事者と一問一答で質疑します。
予算根拠は破綻

「予算編成の時に考えていたものとはまったく別物。予算根拠が破たんしている」
白石都議は、「むだ遣い」との批判が強い26億円の巨費を投じて都がお台場海浜公園(港区)の水域に建設する世界最大級の噴水計画で、予算案提出後に海水から水道水使用に計画変更した問題を取り上げ、計画を中止するよう求めました。
問題の噴水は「ODAIBAファウンテン(仮称)」。幅250㍍、噴水の高さは150㍍という世界最大級の規模で小池知事が突然、打ち出しました。整備費は約26億2000万円で、歓迎しているのはお台場地域への進出事業者からなる「一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会」。フジテレビ、森ビル、日本財団が運営する船の科学館、サントリーなどの大企業が加盟し、オブザーバーに都港湾局も入っています。理事長はフジテレビの日枝久取締役相談役が務めています。
白石都議は噴水整備を巡って、水域利用者である屋形船事業者から、遊覧コースにある旧防波堤の桜が塩害で枯れてしまうとの心配の声が上がっていると紹介。「そもそも一番多いのは反対の声だ。桜(がモチーフ)の噴水で本物の桜を枯らす計画なんて笑い話にもならない」と述べました。











